株主優待と投資教育

「貯蓄から投資へ。」金融庁が盛んに旗を振っていますが、なかなかその通りになっていないようです。

20日に発表がありましたが、4~6月の家計の金融資産残高が最高になったものの、その内訳は、現預金の割合が約52%に対し、株式は10%、投資信託は増えたものの5%という状況です。

タンス預金が増えた? 昨年あたりから、個人宅向けの金庫への問い合わせが増えているそう。

個人資産が増える→消費に回る→社会全体の経済が活性化→巡って個人の収入も増える。。。何かいい方法はないでしょうか。

現在の低金利だと、定期預金では難しいですね。タンス預金では、インフレだと資産が目減りする一方になります。

 

株主優待が魅力的な会社の一例

例えば、㈱リログループ(旧リロ・ホールディングス)の株主優待。

Club Off navi(クラブオフナビ)という冊子が年に4回届きます。



 

初めて株主になった場合は、株主優待サービスガイドを参考にWEBまたは、ハガキで Club Off の会員登録をします。

その後、1~3週間でパンフレットや宿泊補助券が届くので、WEBや冊子から希望のサービスを探して利用します。

このサービス,株主(会員)や、会員企業の社員が対象ですが、単にどんなサービスがあるのか見るだけなら誰でも見ることができます。

リログループHP

 


グルメ、映画館、レジャー施設、ホテル、などなど、もともと福利厚生に使えるサービスを個人も使えるので、非常に範囲が広いです。

 

㈱リログループって、どんな会社?

  • 企業が住宅制度や福利厚生をだんだんと外部委託していく際、リログループがサポート。
  • 海外赴任や転勤の際の様々な問題や、企業と従業員様やその家族が安心できるようにサポート。
  • リゾート事業、保険コンサルティング事業を展開。
こんな感じのいわゆる※BtoB企業です。

(※対企業ビジネス。(Business  to  Busunessの略)CMなどに費用をかける必要のない、対企業向けのビジネス。B to Bに対し、B  to C 企業 (Business  to  Consumer)は、消費者が主な顧客。B to B企業の方が一般的な認知度が下がります)

 



(リログループHPより)

過去、ジャスダックから東証2部を飛ばして1部になりました。2017年4月1日付けで1株→10株へ分割して、現在に至ります。

来期の業績予想もほとんど心配ない状況が想像できます。

 



(YAHOO!ファイナンスより)

 

投資に対する考え方

投資そのものの方法については、個人個人様々ですし、様々であるからこそ、偏ることがなく、動きが出てくるのだと思います。

 

また、どんなに利益が出たとしても、どのタイミングで売却しようと個人の自由です。

 

例えば、この会社の場合、途中で急いで売却しなければ、かなりの値上がりと同時に株主優待の恩恵が受けられたわけです。業績を見てどう判断するかですが。

 

でも、○○%上がったら、もしくは下がったら機械的に売却とか、新規公開株を買って即売却して。。。という方法は、根底に株を持ち続けることに対する恐怖があるのかもしれません。

 

「いつ売却するか」については、何が正解でしょうか。

「資金が必要な時」です。

途中、価格は変動しますから、どの程度の変化に耐えられるかは、あらかじめ考えて商品選択する必要はあります。

保険でも同じことが言えますが、最後の出口戦略が重要です。

解約のタイミングが2,3年先とか、使うことがすでに決まっているお金は運用には向きません。

 

 

株式を持つこと(=投資)が株主優待に結びついて考えられるのであれば、株主優待制度は投資に慣れていない日本人にとって大きなメリットがあるという気がします。

 

一般的なイメージとして、まだまだ投資=頻繁に売ったり買ったりして、一夜にして大損するもの、という感じなのでしょうか。

 

ただし、いきなり株式を買うよりは、投資信託やETFの方が心理的には負担はないかとは思いますが。。。

 

でも、投資について、普段の生活でのメリットの話ができる人が身近に一人いれば、周りも変わってくるのではないでしょうか。

 

 

アメリカ・イギリスの投資教育



 

イギリスの場合:

★金融サービス庁が中心となって金融に関する消費者教育を実施★

 ・金融サービス市場法第4条により、「金融システムに対する公衆の理解向上」の法的任務

 ・学校教育に関しては教育技術省、消費者教育全般については通商産業省と緊密な協力関係

 ・NPO(非営利団体)等のプロジェクトにも積極的に参画

 

アメリカだけではなく、イギリスの場合も投資教育には行政が関わっています。

 

日本の投資教育



 
★課題★
①「投資教育」とすると、消費者や学校教育の現場ではある種の偏見から消極的となる。

②経済教育~投資教育を体系的に実施するための指針や、学習段階別に到達すべき内容を示したカリキュラムがない。

③関係各団体が、統一化されていないで独自の内容で普及活動や教育活動を行っている。

④関係団体の活動が、消費者のニーズや、知識レベルに合致していない。
(資料は日本FP協会より)

 

大体、資料が固すぎるから誰も読まないんじゃないか。。。

ということはさておき。

 

 

投資教育の方法として

ディズニーランドに映画やカラオケ、スポーツクラブに水族館、または旅行代金、レストランの食事の割引券、などなど、こんなに会社の株主優待のメリットが受けられた!!

っていう体験が一番ピンとくるんじゃないでしょうか。(美味しいものは特に忘れませんね)

 

実は大変身近になる投資のおまけ、株主優待、探してみるといろいろあります。




株主優待だけで判断してしまうのは問題もありますが、投資教育ってことで考えると、大変いいのでは。。。という一つの例です。

 

 

相乗効果を狙うには、投資信託と株式と、別々に経験してみるのがいいのでは、と思います。

 

ザビエ門
今回出てきた銘柄を推奨するものではありません。投資については自己判断でお願いします。


コメントを残す

このページの先頭へ