つみたてNISAの対象商品が発表に NISAの選び方③

10月10日、改めてつみたてNISAの対象商品が更新されています。

あれ? あの会社の投信、やっぱりない?

つみたてNISA 対象商品一覧

対象資産別商品一覧

運用会社別商品一覧

(別ウインドウで開きます)

 

アクティブファンドの対象商品



 

コモンズ投信、レオス・キャピタルワークス、セゾン投信などなど、すでに経験ある方なら、当然あるよね。。。という感じだと思いますが、さわかみ投信がありません。

 

投資信託を購入してから売却するまでの間にかかるコストは?

 

① 販売手数料(購入時)

② 口座管理手数料(保有している間)

③ 信託報酬(保有している間)

④ 解約手数料(解約時)

⑤ 信託財産留保額(解約時)

 

 

つみたてNISAの対象となる条件は?

 

アクティブファンドの場合
○ 信託契約期間が無期限又は20年以上であること
○ 分配頻度が毎月でないこと
○ ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと
 

これに加えて、更に。。。

 

・ 純資産額が、50億円以上
・ 信託設定以降、5年以上経過
・ 信託の計算期間のうち、資金流入超の回数が2/3以上であること
・ 投資の対象としていた資産が「株式」、「株式及び公社債」、「株式及び不動産投資法人の投資口(REIT)」、「株式、公社債及びREIT」のいずれかであること

・ 販売手数料:ノーロード(解約手数料、口座管理手数料についてもゼロであること。信託財産留保額の有無については、対象商品の要件とはしない)

・ 受益者ごとの信託報酬等の概算値が通知されること
・ 金融庁へ届出がされていること

 

①国内資産を対象とするもの
・ 信託報酬:1%以下(税抜き)

②海外資産を対象とするもの
・ 信託報酬:1.5%以下(税抜き)

 

 

ということで、私達にはうれしいことですが、投信会社にとっては毎年の信託報酬以外は手数料収入がゼロ。

 

対象商品のほとんどのインデックスファンドについては、

販売手数料:ノーロード

①国内資産を対象とするもの
・ 信託報酬:0.5%以下(税抜き)②海外資産を対象とするもの
・ 信託報酬:0.75%以下(税抜き)

と、さらに信託報酬が低くなっています。

 

 

ETFについては、

最低取引単位が1,000円以下
口座管理手数料:ゼロ
・ 販売手数料:1.25%以下

①国内取引所に上場しているもの
・ 円滑な流通のための措置が講じられているとして取引所が指定するもの
・ 信託報酬:0.25%以下(税抜き)

②外国取引所に上場しているもの
・ 資産残高が1兆円以上
・ 信託報酬:0.25%以下(税抜き)

ETFは本数が少ないですが、更に信託報酬は低いです。

 

あらかじめ金融庁が手数料が低くて長期の運用に対して一定の基準に当てはまる商品を選んでくれているわけです。

だから、買う側から見るとコストが低くていいのですが、運用会社としては収益面で耐えられるところとそうでないところに分かれていくのかもしれません。

 

さわかみ投信の場合は、本業の運用業績を上げる方にコストを振り向ける、ということのようです。

つみたてNISAはコストが安いことと、運用期間が20年間と決まっている?(2018~2037)点も将来の売りが誘発されるのでは?という心配も?

 

 

 

現行NISAかつみたてNISAか

制度が20年以上になるのかならないのかは現時点では全くわかりませんが、来年からは、つみたてNISAか現行のNISAのどちらかを選択、ということですから、選ばないといけません。

 

現行NISAで非課税のメリットを受けて運用できていれば、そのまま現行NISAで、一方、これから投資を始める、または今までうまくいっていなかった人は新しいつみたてNISAがいいのでは?

 

現行NISAだろうがつみたてNISAだろうが、特別なことをする必要もないんです。

 

自分でポートフォリオを組めるなら、現行NISAが続くまでそのままでいいし、自分で組む自信がなければ「つみたてNISA」の商品の中から種類と対象、できれば運用会社まで分散して世界の経済発展に相乗りしていけばいいのでは?

 

 

 

つみたてNISAのデメリット

① 年間40万円まで

2018年からスタートして、40万円✖20年=800万円。

対して現行NISAは年間120万円までだけど、非課税期間が5年だから、120万円✖5年=600万円

だから、つみたてNISAの方がメリットありますよ。。。と金融庁資料にありましたが、この計算で比べるのはちょっと違うかなと。

現行NISAは2023年まで、と決まっているようなので、例えば来年から年120万円なら、

120万円✖6年=720万円 ですよ。

自分でより広い商品の中からリスク分散しながら商品選択もできて、しっかり非課税のメリットを受けられるよう、きっちり管理できるようなら、年間上限が大きい方がいいのでは?

 

 

②投資対象が絞られている

まず、株式がつみたてNISAでは対象になりません。

そして、インデックスファンド以外の投信で他の多くのアクティブファンドも対象外。ETFも本数がまだまだ少ないです。

(今後増えるのかどうかは不明)

デリバティブ取引による運用を行っていないファンドになるので、あえて選びたい場面でもデリバティブ取引のファンドも選べません。

 

 

③つみたてNISAの口座の引っ越しは大変手間がかかりそう

投資対象が絞られてはいますが、どこをつみたてNISAの口座とするのか、金融機関も選ばないといけないんです。

20年もの長い将来を見越して資金を預けていくのですから、商品選びも重要ですが、どこから買うのかも重要になってきます。

つみたてNISAの口座としては、一人に対して1つの口座となりますから、もし金融機関を変更するとなると、マイナンバーの提出なども必要ですし、移行に手間と時間がかかります。(現行NISAも同様)

手間をかけたくなければ、あまり口座を変更するのは避けたいですね。

 

証券会社なのか、(ネット証券か店舗のある大手証券会社か?)

銀行(都市銀行、地方銀行、ネット銀行、ゆうちょ銀行?)

金融機関によって、取り扱い商品も変わります。

全く初めてなら、やっぱり実店舗の方がわかりやすいかも?

でも、実店舗で進められて結局余計なものまで買わされた・・・なんてことにならないように。

また、ネット証券・ネット銀行でも、まずは口座開設してみて、じっくりと自分に合う金融機関を選ぶことをおすすめします。

 

つみたてNISA対象商品、どうやって選ぶ?

つみたてNISAの商品だけで決めるのではなく、他の金融資産があれば全体で分散投資するのがまず前提です。

積立てていくことで、時間の分散は自動的に出来るので、あとは対象商品の分散だけです。

 

30年以上先の資産として考えるならアクティブファンドも選択し、20年以内になる可能性がある場合、または基準価格の変動にあまり耐えられそうもない場合はETF、インデックスファンドだけでいくのが精神的に楽でしょう。

 

同じようなインデックスファンドが並んでいますが、分散するのに資産残高が大きい方がリスクは少なくなります。

 

 

今後、急激に基準価格が下がる場合、持ち直すまでに10年単位かかる場合もあり得ます。でも、一方的に下がり続けることは世界全体を見れば過去の例でも今後でもあり得ません。

基準価格が下がっている時は、口数を多く買えるので、その後上昇した場合に大きなメリットが受けられます。

だから、10年より20年、20年より30年がいいんです。

 

 

普通預金の利息でさえ税金はかかっているので、配当や分配金にかかる税金がゼロになるNISAを使わない手はありません。

 

 

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