国内に住んでいる全ての人が被保険者の対象となる国民年金。できればお得になるように支払いたいですね。でも、誕生日によっては忙しいスケジュールになる人もいるので少し注意が必要です。

 



 

国民年金加入の手続きは?

すでに厚生年金等に加入している場合を除き、これから20歳の誕生日を迎える人向けに、国民年金機構から20歳になる誕生日の前月に「国民年金資格取得届」が送られてきます。そこに必要事項を記入して現在住んでいる市区長村に提出します。後日、年金手帳が住所地に届きます。

保険料納付方法

★ 現金納付(金融機関やコンビニで「国民年金保険料納付書」で納付)

★ 口座振替

★ クレジットカード

 

 

4月~翌々年3月分まで2年分の前納でお得に!

前納でお得になる金額はこちらです(平成30年2月現在)




 

この割引額を預金利息で換算すると?

2年払い、口座振替で年利約4.15%、現金納付だと約3.81%です。ただまとめて払うだけで多く払ったことになるので使わない手はありません。

また、クレジットカード払いの場合は、現金で納付するのと同じ金額となるので一見口座振替の方がお得に見えます。

一方、クレジットカードのポイント還元が高ければカード払いの方がお得になるケースもでてきます。仮に1%ポイントがつくカードなら、口座振替で¥3,773、現金納付で¥3,785もさらにポイント分お得になります。

1年払い、2年払い共にポイント還元で0.4%以上ならカード払いの方が口座振替よりお得になります。(どんなカードが使えるの?はこちら⇩)

 



 

 

 

年毎・支払い年単位での社会保険料控除の適用も可能

親が扶養している子の年金を支払った場合、社会保険料控除の対象になります。

2年分まとめて前納した場合、前納した2年分の国民年金保険料の全額をその支払った年分の社会保険料控除の対象とすることもできますし、1年分ずつ、各年分の保険料に相当する額を控除することもできます。その場合、確定申告で社会保険料控除の欄にその金額を追加することによってさらに控除額が増え、所得税が少なくなります。

 

 

2月の誕生日の人は注意!!

2年前納する場合の口座振替とクレジットカード払いの締切は2月末までです。

初めて年金手続きをする場合、誕生日を迎えてからですから、2月誕生日の人の場合、月初の誕生日の人はまだ日程的に余裕があるのでいいのです。

ですが、月末に近い誕生日の人の場合はあまり日程的に余裕がないので、書類を持って直接年金事務所窓口へ行き、その場で手続きすることになります。

自分の誕生日について手続きが間に合うかどうか心配な場合、あらかじめ市町村の年金課など、窓口へ電話で問い合わせることをおすすめします。

 

3月誕生日の人の場合

2月からの手続きには間に合わないので、口座振替・クレジットカード払いの方法は利用できませんが、4月になってからでも2年払いを現金納付での方法なら可能です。

誕生日が何月であっても、2年払いの対象となるのは4月~翌々年3月分です。その前の月(4月になるまでの月分)は月単位で納める必要があります。

 

 

学生納付特例制度を使う

現在、支払いが困難だとか、後で支払いたいというような場合もありますね。そんな場合には学生納付特例という制度が用意されています。

学生納付特例とは、本人の所得が一定以下の学生が対象の制度で、家族の所得の金額の大小は関係ありません。

<本人の所得の基準>

118万円 + 扶養親族等の数 × 38万円 + 社会保険料控除等

学生納付特例の申請が遅れると、申請日前に生じた不慮の事故や病気による障害について、障害基礎年金を受け取ることができない場合があります。

万が一、障害年金を受けるような事態になってから後悔しないためにも手続きだけは済ませておきましょう。

 

将来年金を受け取る権利として、原則、最低納付済期間などが必要なのは10年です。

学生納付特例が承認された期間の保険料は、10年以内であれば、古い期間から順に納付できます。

追納した期間は、保険料を全額納付した場合と同じ扱いとなります。承認を受けた年度の翌年度から3年度目以降に保険料を追納する場合は、当時の保険料に加算額が上乗せされます。

納める保険料は高くなることがあっても安くなることはありませんから、できれば支払う方がお得です。

また、過去の3年分を一括で支払った場合など、親が過去の分を支払った場合もその年の社会保険料控除とすることもできます。

 

申請の方法

★ 必要な書類

★ 国民年金手帳

★ 学生等であることまたは学生等であったことを証明する書類
 ・国民年金保険料学生納付特例申請書
 ・在学証明書または学生証の写し

手続き窓口

★ 住民登録をしている市区役所・町村役場(郵送可)

★ 年金事務所

★ 在学中の学校等

セルフチェックシート

学生納付特例申請書