先日、やっと我が家も確定申告書提出してきました。年末調整されていても、自分で申告しないといけないものがあります。一方、申告すれば控除額が上乗せされて、もしかすると税金が還付されるかも?ということもあります。どちらにしろ、漏れがないようにしましょう。

 

普段購入している薬で医療費控除が受けられるかも?

今年から、医療費の申告方法が変わり、領収書は添付せず自分で保管し、代わりに明細書を添付することになりました。医療費控除については、今までの医療費控除の制度に加えてセルフメディテーション税制も導入され、どちらかを選べることになっています。

 

セルフメディテーション税制についてはこちら
医療費控除(スイッチOTC)で還付されるかも?領収書はとっておこう

 

いままで、あまり病院に行っていなかったから、または合計金額が少なかったから、という理由で医療費控除を受けて来なかった人でも控除が受けられるかもしれませんよ。昨年、領収書捨てちゃったよ・・・という方も、今年からは絶対にとっておきましょう。

 

保険金を受け取って申告するべき場合とは?

会社で年末調整されている方は、源泉徴収票に昨年1年間で支払った保険料の金額が入っているはず。でも、満期保険金を受け取ったり、途中で解約して振り込まれた金額がある場合はどうしたらいいのでしょうか?

 

契約者(保険料を払っている人)と保険金を受け取った人が同じなら、一時所得として所得税の課税対象になります。

 

<一時所得の計算>

一時所得の金額=総収入金額(満期保険金+満期配当金)-収入を得るために支出した金額(正味保険料総額)-特別控除(50万円)

<課税対象となる金額>

一時所得の金額 ✖ 1/2

 

 

(例1)保険金300万円を受け取ったが、今までに支払った保険金額が250万円だった場合。

(300-250)-50=0

この場合、申告しても一時所得の金額としては0円です。

 

(例2)保険金350万円を受け取り、支払った保険金額250万円との場合

(350-250)-50=50 50 ✖ 1/2=25

最終的に25万円が一時所得として課税対象の金額となります。

 

保険会社に請求しないと明細書は郵送されない!?

保険会社からは、昨年1年間にあなたが支払った保険金額については通常郵送されます。でも、保険金の一時所得として、あなたが他にも受け取っているかの判断はつきません。さらに、保険金だけが一時所得ではないので、他にも一時所得があれば合計する必要があります。

 

実際に支払いがあった翌年、保険会社から確定申告用に明細書が送られてくる場合と来ない場合があります。でも、申告義務があるのは保険会社ではなくあなたなので、必要ならいくら今までにいくら支払っているのか、そしていくら保険金が支払われたのか、明細書を請求する必要があるのです。

 

計算の末、申告する義務があることに気付かず申告しないでいるとあとで税額加算、また延滞税もかかってきます。調査は保険会社に入り、誰に保険金が支払われたのか記録が残るからです。

 

先ほどの一時所得の計算式ですが、マイナス50万円されるのは個別にではなく、一時所得の合計額からです。

通常、保険金(満期保険金)が支払われる際に、今までの経費部分はいくらなのか、明細書に記載されています。

その部分の金額を確認して申告が必要となれば、確定申告の際、一時所得の合計額から自分でマイナス50万円した金額を入力していきます。(国税庁HPの場合)

合計額を最終的に1/2する計算は、最後に出てきた金額から総合課税の対象となる前に計算されます。

 

一時所得とならない場合もある

契約者と受取人が違う場合

支払った人と受け取った人が異なる場合、所得税の対象とはなりません(贈与税の対象となる場合がある)から、所得税として確定申告する必要はありません。

5年満期一時払養老保険

保険期間5年以下の一時払い養老保険の場合、20%分離課税の取り扱いになります(金融類似商品)20%源泉分離課税されます。支払われた際に課税が終了しているので、申告する必要はありません。

保険期間が5年以上であっても、5年以内に解約した場合は20%源泉分離課税されます。