株はギャンブル? 債券は安全? 投資信託の中身には「株」と「債券」、またはその組み合わせも多いですが、まず株と債券について、どんなイメージでしょうか?

以前、FXのやり方を説明している人が、「株とFXは同じようなもの」と説明しているのを聞いたことがあるんですが、全然違いますよ!

 

つい先日、フリマアプリでお馴染みの「メルカリ」がマザーズに上場しました。その後の株価の変化はこちら↓

 



(2018.6.21 YAHOO!ファイナンスより)

 

身近な会社の話になると、「株」もなんとなく身近になりませんか?

 

(上場とは?→その会社の株式の一部が創業者の手を離れて証券取引所で一般の人が売買できるようになったこと)

(マザーズって何?→上場する際の基準が上位の東証1部、2部に比べて緩い。主にベンチャー企業が多い。まずここに上場し、後に基準をクリアして2部、さらに1部を目指す。ジャスダックに上場する場合もほぼ同様)

 

株って、何?

パン屋さんの経営が大変うまくいっているらしい「ウサぴょん」。

ウサぴょん
パン屋さんがすごく評判よくて、お客さんがたくさん来てくれるようになったんだ!

だから次にそのパンを使って、カレー屋さんもやろうと思うんだよ。 でも、お金が足りないから、みんな少しずつ出資してくれないかな~?
ぴよビヨ
いいよ! でも、出資するからには私にも何かいいことあるのかな?

それに、誰がいくら出資したのか、どうやってわかるの?

ブタどん
それには「株券」(株式)を発行するといいよ!誰でも自由にその時の金額で買って応援することができるよ。
ウサぴょんは利益が出たら、出資してくれた人に、「ありがとう! これからも応援よろしく!」ってことで、年に一回でも二回でも利益の一部をみんなに分ければいいし、パンをもらえるのも喜ばれるかもね。
ザビエ門
「その時の金額で」は、その時の株価です。「利益の一部」が配当、この場合の「パン」は株主優待でしょうね。

笑顔 あおちゃん

だから、会社の業績が良ければ「配当」も毎回もらえるし、業績がよければその会社の株価そのものも上がっていくことが期待できる。 そうなると会社も株主もWINーWINだね! 株主優待がもらえるかどうかはその会社次第だけどね。

不満 かずくん

株主優待が出る会社の方が断然いいじゃないか!

笑顔 あおちゃん

いやいや、株主優待の製品を郵送する際に経費もかかるし、株を買っている人はもらえても投資信託を買っている人にはわけることができないよね。 それに海外の投資家たちももらえない。

それなら全て配当にして平等に還元するべき、という株主も多いんだよ。 だから、株主優待だけを考えてその会社を評価してはいけないと思うね。

あっ、桐谷さんは別だよ。 面白いからいいの(←主にこのブログの管理人が)


 

 

 

債券って何?

ぴよビヨ
うーん。。なんとなく、お金を出資する期限が決まっている方がいいんだけど。 それに、最初から利息も決まっていた方が安心かなあ。。。
ウサぴょん
わかった! じゃあ、そんな人からは、5年後に必ず返すっていう契約にするよ! 利息も毎年2%くらいなら払えるようにがんばるから!

ザビエ門
これが債券の仕組みです。 あらかじめ発行から満期までの期間が決まっていて、最初に発行するときは額面で発行され、利率も決まっています。(100万円/2%など)

その後、債券自体は市場で売買される際には市場の金利に左右されるため、債券の価格は変動します。満期まで持っていたら、その会社が額面で買い取ることになります。

 

 

市場金利と債券と株の関係とは?



 

例えば、最初の発行の際の額面が「100万円」、利率が「2%」の債券があったとします。

その時の市場金利が1%だとすれば、「2%利息がもらえるから、この債券買おう」となりますね。 

売ろうとする人よりも欲しい人が多ければ取引される債券の価格は上昇します。

理屈としては、「(金利がいいなら)株を売って債券を買う」人が出てくることになるので、「株は下がり債券の価格は上がる」わけです。

 

その後、市場金利が上がって「3%」になったとします。

今度は「この債券を持っているよりも他に変えた方がいい」→「債券を売ろう、金利のいいものを買おう、(もっと業績のいい)会社の株でも買おう」ということになります。

このように金利が上がると、債券を売りたい人が買いたい人よりも多くなるので「債券の価格は下がる」という流れになる、というのが一般的なセオリーです。

 

一般的なセオリーにならないケースがあるのはなぜ?

このように考えられるため、一般的には株と債券はお互いにリスク分散できる、と考えられています。 でも、実際の動きでは必ずしもそうなっていないケースも。

 

市場の状況や時代によっても意味が変化します。アメリカと日本の経済の状況の違いなど、国に寄る金融政策の違いもあります。

 

また、ほかの経済環境が反映されて動けば、連動が違って表れることもあり、逆方向になる場合もあります。長期、短期での前後関係の違いや景気の良し悪しの程度による違い、金融政策の効き方によって結果的に反対に動く場合もあります。

 

他にも大口の金融関係者(投資信託、ヘッジファンド、年金運用指図者などなど)は、高速のコンピューターで一瞬の取引をお互いにしています。 全体的に過去の取引の量とは比べ物にならない多額の資金が一瞬に動くため、「株と債券と金利の動き」もすでに織り込み済み、というケースもあります。

 

株、債券、どちらもその会社を応援するためのもの。 その会社が世の中にいい商品(サービス)を提供してくれれば、その会社を通して自分も世の中に貢献していることになる、というのが出資する意味になるわけです。

 
あつこ

特に債券にはいろいろな種類の金融商品がありますが、ここでは企業が普通に発行する債券を意味しています。