マイナス金利って結局何がマイナスになるの? 債券の話

こんにちは!

今年の1月下旬からマイナス金利の話題が出ましたが、日銀は先月、長期金利を0パーセント程度で推移するよう、国債の買い入れを行う措置を導入することを決めた、との報道がありました。結局、マイナス金利って何がマイナスなんでしょうか?

ウサぴょん
銀行にお金預けるとマイナス金利で減っちゃうの?
ぴよビヨ
もともと増えてるのか減っているのか金利低くてわからないかも・・・

マイナス金利政策中央銀行が政策金利をゼロ%よりも低い水準にする政策。民間銀行が中央銀行に預け入れる預金の金利をマイナスにするのが一般的。民間銀行は日銀に資金を預けると、金利を支払う必要が出てくるため、民間企業の融資や有価証券の購入に資金を振り向ける効果を見込む。中央銀行が供給した資金を実体経済に回りやすくする狙いがある。家計や企業が民間銀行に預ける預金金利をマイナスにするわけではない。欧州ではスイスやデンマークなどの中央銀行が導入している。(日本経済新聞1.29より)

 

わかりずらいので今月の新発10年国債(利付債)の
利回りから見てみましょう。
%e3%83%9e%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%82%b9%e9%87%91%e5%88%a9%e5%9b%bd%e5%82%b5

                        財務省HPより

ちょっと見ずらいですが・・・入札結果の数字です。
10年ものの国債の発行価格が100円に対して入札された平均価格は101.55円。
表面利率は年0.1パーセント。
100万円の新発国債を入札して買おうとすると平均101万5500円だった、ということです。

%e5%88%a9%e5%9b%9e%e3%82%8a

利付債券なので、年0.1パーセント(100万円×0.1%=1000円)の利払いを受けられます。(インカムゲイン)
満期までだと1000円×10年=10000円。
これを満期まで持ち続けるとすると、キャピタルゲインは、償還金額は額面金額なので100万円、投資(購入)額は平均金額の101万5500円だとすると、100万円-101.55万円=▲1万5500円。

上の式にあてはめて利回りを計算すると・・・

(0.1+(100円-101.55円)÷10年)÷101.55円×100≒▲5.4%

もし、この債券を償還まで持ち続けたとすると、確かに利回りはマイナスになってしまいます。

でも、国債は取引が続いているわけで・・・・どうしてでしょうね?
償還まで持ち続けなくても、利払いがあればとりあえずはいいんですよね。もっとマイナスになると見ているのか?もっとマイナスが進むと債券価格はどうなるでしょうか?上昇しますね。途中で売却すれば・・・ということです。

債券価格が上昇 = 利回りが低下

となるわけです。

どちらにしても、現在私達が銀行に預けている預金がマイナスになるわけではないですね。

一方、個人向け国債は、額面100円に対し100円で償還され、金利の下限は現在0.05%となっています。
個人向け国債シュミレーション
こちらは償還まで持っていてもマイナスにはなりません。
ぴよビヨ
タンス預金しなくてもいいんだね・・・
ブタどん
タンス預金もほどほどに


コメントを残す

このページの先頭へ