教育費、準備するのに本当はいくら必要?

教育費が人生3大費用の一つである、という話を以前しました。現在、お子さんがいる方、いない方も今後、または自分が今まで、結局金額でいくらくらいかかったのか、考えてみたことはあるでしょうか?

文部科学省の調査(H26)によると、学習費総額はほとんど全てにおいて前年より増加していて、幼稚園3歳から高校3年までの15年間において、すべて効率に通った場合、523万円、全て私立に通った場合は1,770万円と3.38倍、だということです。また、大学までの費用も追加して考えるとこの表のようになっています。(文部科学白書より抜粋)

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この金額、漠然としていてよくわからない・・・と私は以前思ってしまったんですが、どうでしょう?もうすでにお子さんが大きい方だと、子育て真っ只中の時は無我夢中で後で振り返ってみると一体どこでいつかかったのかな・・と思った方も多いのではないでしょうか。

上の表は、あくまでも全体の平均額です。

この文部科学省の調査ですが、実は実際にランダムに抽出された各家庭が支払った一つ一つの金額の積み重ねなんですね。(文科省HP⇒白書・統計・出版物⇒統計情報⇒子供の学習費調査⇒統計表一覧より)

その内訳になっている数字と表を見ると、平均額で考えていては実態とかけ離れてしまうだろう、というところがあります。これから教育費について考える、という方はこの辺に注意した方がいいかもしれません。

 

子供の学習費調査を細かく見ていくと・・・

★(参考) 学校数と幼児・児童・生徒数ぜんたいに占める私立の割合は・・・

幼稚園 (学校数:63.1% 園児:82.7%)
小学校 (学校数:1.1% 児童:1.2%)
中学校 (学校数:7.4% 生徒:7.0%)
高等学校(学校数:7.4% 生徒:32.0%) 文科省HPより抜粋

私立に行く確率は低い? 住んでいる地域の状況にも左右される?

★ 学習費総額を公立か私立か、ではなく学校教育費と学校外活動費に分けて考えてみると平均値と標準偏差にズレが見られる

★ 学習費総額の中には学校教育費、学校給食費、学校外活動費が含まれている

★ 学校教育費には・・・授業料・修学旅行・遠足・生徒会費・PTA会費・入学金・冷暖房費・寄付金・教科書代・学用品・クラブ活動費・通学費・制服代通学用品などが含まれる

★ 学校外活動費には・・・補助学習費・図書購入費・問題集・学習机・家庭教師・学習塾・ボランティア活動・習い事・月謝・交通費などなど が含まれる

この中に含まれないのは・・・大学受験費用・こずかい・保護者が教育の際に自身にかかる費用、例えばママ友とのランチなど。

ウサぴょん
ランチ代もかかるんだよね
ぴよビヨ
たまにはいいじゃん?


学校教育費は、当然公立より授業料が大きな割合を占めるため、私立の方が高額です。でも、それぞれ総額で見ると、公立では小学6年生と中学3年生、私立では小学1年生と中学1年生の初年度が最も高くなっています。公立の中学3年時の補助学習費が急に高額になっていますが、こちらは受験のための塾の費用の割合が大きいですね。

「子供の学習費」の中では学校外活動費の占める割合が想像以上に高いことがわかります。習い事のピークは、芸術・文化系では小学1年、スポーツ系だと公立は小学3、4年、私立は小学4年生、その他の活動でも小学校低学年がピークになっています。
でも、これは各家庭により様々だし、支出を変えていくこともできるのでは?

 

一方、学校外活動費の中の、例えば学習塾に対する金額ですが、こちらの平均値は学習塾に行っていない生徒も含めた全員を頭割りした金額になります。小学校5、6年で補助学習費が高額になっているのは学習塾の金額がそこへ通う生徒の占める割合によるもので、学習塾に通っていなければ金額は全く違ってきます。(下の図参照)

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習い事やクラブ活動で何をどのようにするのかによってもかかる費用は様々です。

平均値は、支払っている人の平均値ではないので、支払っている人の平均ではもっと高額になり、合理的に見積もるならば、まず「払う費用かどうか」→「払うのならいくらかかるのか」を考える必要があります。

住んでいる地域の都市規模、また周りの環境によってもかかる費用や実態は異なってくるようです。傾向として、人口規模が大きくなるほど学校教育費、学校外活動費は大きくなっています。

住んでいる周りだけ見ると、「うちもやりたい!」と思うかもしれませんが、全国で考えてみると「人は人、自分は自分」としてちょっと考えてみるといいかもしれません。

★ 世帯収入と子供の学習費は比例するのか?

確かに、世帯収入の多い家庭は平均では学習費も高くなっていますが、どの世帯でもかけている学習費には幅があるようです。⇒ 学習費はかけようと思えばいくらでもかけられる!?

★ 我が家の学習費はどう見積もるのか?

支出について、子供の将来の適正は予測できない部分があり、また予定通りにいかないものです。事前にわかる金額としては、習い事の月謝代、塾や家庭教師の費用、学校の授業料、など、多めに見積もっておけばお金と心の準備につながるのかな・・と思います。

内訳の数字を参考に、必要なら各項目を算出して見積もると実感がわいてきそうです。

ブタどん
無計画なのはリスクがあるかもだけど、結構フレキシブルな部分もありそうだよ~


ザビエ門
最後まで読んでいただきありがとうございました!!  


 

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