高額療養費制度が変更になった背景とは

1973年(昭和48年)からまず被扶養者に対して始まった高額療養費制度。

2015年1月から一部変更になり、2017年8月からも変更点が出てきます。前回の記事はこちら

高額療養費制度とは?


高額療養費制度の適用を受けるには?

提出する書類が必要です。高額療養費支給申請書記入例 

(全国健康保険協会HPより)

 

変更になるのは70歳未満の方の高額療養費



 



 



 

70歳~75歳未満については変更なし



 

年に負担が多かった場合については?


今回の変更の背景にある医療費制度の現状とは?

高額療養費の支給額の推移

高額療養費の支給額は、全体的に増加傾向にあります。

(10年間で約1.58倍)

ですが、75歳未満の支給額は10年間で約1.56倍であるのに対し、75歳以上だと1.65倍になっています。

 H16               H25

75歳以上   3,299億円         5,429億円(1.65倍)

75歳未満   10,775億円       16,772億円(1.56倍)

(厚生労働省保険局HPより)

年齢の上昇に従って・・・

 
  • 平均傷病数及び通院率が増加
  • 処方される薬剤数が増加
  • 入院期間が長い患者の割合が増加し、1カ月以上の入院は75歳以上では3割を占める
こうして見ると、75歳以上の医療費の限度額を変更していかないと…という気がしてきます。

2017年8月以降の変更点は70歳以上の方について、になります。(後日別記事にて掲載します)

 

医療保険制度の体系

  • 65歳まで   国民健康保険      約10兆円
  •  〃        協会健保        約5兆円
  •          健康保険組合・共済等  約4兆円
  • 65~75歳  前期高齢者       約7兆円
  • 75歳以上   後期高齢者       約15兆円
 

医療費そのものを減らすには?

一般の寿命とは別に、「健康寿命」という言い方があります。

自分達一人一人の医療費が、結局国の医療制度そのものを存続させられるかどうか、ということで考えてみると、できるだけ医療機関にかからない、という方向になると思います。

ある健康器具関連の説明会に行った時のことです。

「もし、今、余分なお金が入って来たら、どうしますか?」

という問いに対し、「旅行に行く」「欲しかったものを買う」「貯金する」などの答えがほとんどでした。

でも、「病気にならないように予防のために使う」という答えは本当に少数派でした。(この会社の場合は健康器具を買ってね…ということになるんですが。。。)

病気になっても健康保険制度があるから大丈夫。。。ではなくて、自分の自由な人生のためにも、できるだけ医療機関にかからないで済むことができるといいなあと思います。

生活習慣を改めるだけでも効果がある

高齢になってから生活を改めるのではなくて、30代40代の若い頃から生活習慣には気をつけて、習慣にしてしまいましょう!(私ももっと運動しないと~。。。)
ザビエ門
PCの時間が長いとついつい運動不足になるんだよね。。。

2 Responses to “高額療養費制度が変更になった背景とは”

  1. れくいの より:

    初めまして。れくいのと言います。

    資産運用する上で、支出の削減も必要で、
    医療費の削減などにも取り組んでいます。

    高額療養費があるので、
    医療保険が不要という考え方は成り立ちますよね。

    なのに、自己負担上限が上がったらどうしよう?
    と思いましたが、僕は低所得なので、変わりなしみたいで安心しました。

    有益な情報をありがとうございました。

    • zabiemon より:

      れくいのさん

      初めまして。高額療養費がこのまま将来的に変わらないとは
      思いませんが、とりあえずは取り易いところから変更に
      なったということかなと。。。
      資産運用&体の健康があれば一番ですよね。
      コメントありがとうございます(^^)

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